
ネットの風評被害対策をおこなう会社が提供するサービスのひとつである、監視サービス(モニタリング)
TwitterなどのSNSやネットを24時間モニタリングすることで、風評被害につながるリスクの高い投稿を早い段階で検知・被害を未然に防ぐ、というサービスです。
風評被害への対応はそもそも、早ければ早いほど被害が小さく抑えられます。
監視サービスは風評被害が発生する前の早い段階で炎上の芽をつむことができるため、企業のリスク管理としてとても有効。
SNS上での自社の評判や情報を知ることもでき、サービス改善やトレンドの把握にも役立ちます。
というわけで当記事では、
- 風評被害を防ぐ監視サービスについて
- 監視サービスの費用
- 監視サービスを提供する風評被害対策会社
- 風評被害対策会社の選び方
について解説します。
誹謗中傷を防ぐ監視サービスとは
ネットでの誹謗中傷や炎上、風評被害を未然に防ぐためには、その元となる発信を早い段階で検知して対処することが重要です。
初期対応が遅れると、不祥事などの不都合な情報・間違った情報であってもあっという間に拡散されてしまい、被害が甚大なものになる可能性は高くなります。
そのため風評被害対策会社の監視サービスでは、以下の発信の場を特に注視。
- TwitterなどのSNS
- 匿名掲示板
- ブログ
これらを24時間モニタリングすることで、風評被害につながるリスクの高い投稿を早期に検知します。
そしてその投稿がユーザーたちにどのように受け止められ、どのように拡散されているかなど全体の状況を総合的に判断。
そのうえで、企業がいつどのタイミングでどう対処するのが最適であるのか、ということを提案し、炎上を未然に防ぐことをサポートしてくれます。
監視サービスとは具体的に、
- 有人監視
- AI監視
の2つ。
有人監視の方が費用は高くなるため、この2つを適切に使い分けるプランを提案する会社が多いです。
その場合はだいたい、AI監視で費用を抑えつつ効率的にリスクを検知、さらに専門オペレーターによって精度の高い監視をおこなっていく、ということになります。
さらに、対策会社によっては保険会社と提携して炎上保険付きの監視サービスを提供するところも。
問題が検知された際には、炎上の沈静化から再発防止までの対策費用の補償が受けられます。
誹謗中傷を防ぐ監視サービスの費用
監視サービスの費用のだいたいの相場は、以下のとおりです。
プラン内容 | 価格帯 | 備考 |
有人監視 | 初期費用5〜15万円程度 月額5〜30万円程度 | 専門オペレーター監視のため精度はあがるが、 場合によっては過剰対策になることも |
AI監視 | 初期費用5万円程 月額費用は会社によってかからないところも | コストが抑えられる |
有人監視は細やかなサービスが受けられるものの費用は高くなるため、必要に応じてAI監視と合わせて利用するのがおすすめ。
単純に価格の安さだけで決めるのではなく、自社の状況と求める効果に対してプラン内容と費用が妥当かという点に注意しながら、相見積もりで会社比較をしていきましょう。
そのシステムが実際に機動的に動き、有効な手立てを提案できるかどうかがポイントですから、いくつかの会社に相見積もりをお願いし、そのサービス内容を検討することをお勧めします。
その際、あまり長い期間の契約を結ばないことが肝要です。ネット社会は日々技術革新が行われています。検索エンジンのアルゴリスムがある日突然変わって驚かされるように、ネット監視サービスもある日突然技術革新が進むことが考えられるのですから。
以下にお勧めできるネット監視サービスの会社を紹介します。

機密保持 | 法人向け | 個人向け | 根本対策 | メディア紹介 |
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